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mac OS catalinaでDTMはできるのか

2020/10/19
 
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こんにちは
melo’n mIxです。

少し前、諸事情でMacを買い直す事になったのでmac os catalinaと生きる事になりました。

知らない方にご説明すると、このosは、これまでサポートしていた32bitのプログラムを完全非対応にし、様々なセキュリティが厳しくなるなど、短期的に見ればユーザーの自由度を大きく下げるアップデートでした。

フラグシップモデルが必要であった事もあり、macbook pro 16inchを購入したのですが、そのcatalinaさんの影響でプラグインが動いたり動かなかったり、、、

その結果をお伝えしつつ、mac os catalinaでDTMは出来るのか?という事について考えて見ましたのでご紹介します。 早速ですがまずは動作したプラグインのご紹介を。

動作したプラグイン

  • Logic pro X(当然)
  • Ableton Live10
  • Studio One 4
  • waves diamond v9, v11
  • iZotope Ozone 8, Neutron3, RX7, TBC2, VocalSynth2, Insight 2, Nectar3
  • East West Play, Space1, 2
  • Omnisphere2
  • Sylenth1
  • SynthMaster2.9, one
  • Spire
  • Melodyne 4
  • Scaler
  • Kontakt6
  • piapro studio
  • ShaperBox 2
  • QLab
  • AU Lab
  • Soundflower
実はシンセなどの音源系は大体動いた印象です。
DAWも旧バージョンだと切り捨てられるパターンもあるみたいですが、自分の環境では全て動作しました。

とはいえ、冒頭に申しました通りすんなりとは行かなかったプラグインもあります。


特に苦戦したプラグイン筆頭はWaves V9。

結論から言いますとインストーラーからのインストールは不可能なので旧マシンからサルベージ、別途ライセンスだけ移行する、という形になります。何かしらの理由でこの行動が取れない場合、V11にアップデートしか方法がないと思われます。(恐らくV10以前は今後もCatalinaに対応しない)


iZotope製品もやや苦戦した部類に入るプラグインです。
自分はMPS2.1を所持していますので、Ozone8が引っ掛かりました。

ただ、いぞとぺさんに関しては非常にしっかりとしたサポートで、そこそこ古いバージョンまで、catalina上で動作する対処方法が開示されていたので、情報にさえたどり着ければすんなりと動作出来ました。

https://support.izotope.com/hc/en-us/articles/360039511813-macOS-Catalina-for-iZotope-products -追記-
上記の方法でインストールした場合、旧アップデートソフトの”Updater”でエラーを吐く場合があります。

その際は、
Macintosh HD/Library/Application Support/iZotope/
にある”Updater”フォルダーを削除する事でエラーを回避できます。
原文はこちら



AU Labは色々動いたり動かなかったりしましたが、結論から言うと、マイク、フルディスクアクセスの2点に権限を与えれば動作します。(権限を与えるか聞かれない場合、再インスコを繰り返す)


Piapro Studioに関しては問題なく動作しています(若干バトった様な気がしますが、忘れてしまいました)。
ただ、こんな情報置いてもしょうがないので、もしコメントなどで要望頂ければ、喜んでもう一度人柱になります(( º﹃º ))




問題は次です。

インストール出来なかったor一部動作しないプラグイン

  • ARC2
  • Protools(2020.5)
はい。
上記2プラグインはどう頑張っても完全動作しませんでした。


ARC2は32bitのコードでも含まれているのか、強制インストールでも起動不可能。嘲笑うかの様にCatalina対応済みのARC3が出たので大人しくアップグレード(謀ったな、IK Multimedia!)。

とどのつまりARC3が発売されるまで完全にお手上げ状態。
こういったどうにもならないプラグインは他にもあると思われます。


PTに関しては、ご存知の通り、wavだけを扱うなら問題ありません。

問題があるのは動画や圧縮音源を扱うシチュエーション。
一般的な動画フォーマットであるmp4やmovやm4v、圧縮音源のAACやm4aなどに対応しておらず。そういったデータを扱う状況下ではお手上げ状態になります。

一応、対策方法として、動画はDNxHR、音源はwavやmp3などに変換する事で回避は可能ですが、現場などではそうもいかないと思いますので、業務用などのマシンはCatalinaにはアップデートしない事を強く推奨します。

早期のアップデート&バグフィックス完了が待たれますね。 その他、wineや細々としたプラグイン類が動かないです。
まぁ、もう受け入れるしかないですが、、、

まとめ

さて、結局の所CatalinaでDTMができるのか、という事ですが、
可能であるが、課金・工作が必要、時にどうにもならないプラグインもあるし、そもそも情報が少ない、といった感じです。

但し、wavesやiZotope、Kompleteなど多くのメジャー製品は何らかの形で対応しているので、人によってはあまり気にしなくても良いところまで来ています。

仕事でのメイン機としては人によっては厳しいかもしれませんが、
個人レベルやサブ機があるなどであれば、十分DTMは可能であると思います。
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Comment

  1. […] 調べてみると、Catalina での動作確認をして下さっている方が大丈夫だったと言っているので大丈夫なんじゃないですかね。 […]

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