作曲に絶対音感は必要か?
「音楽するなら絶対音感は、絶対必要」
こんにちはmelo’n mIxです。
今まで楽器をやってたり、音楽について情報収集した方は、一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
絶対音感とは何なのか、絶対に必要なのか?
今回はこの絶対音感についてお話ししたいと思います。
絶対音感とは?
ある音を聞いた時に、
”記憶あるいは直感的に音名がわかる”
というものです。
絶対音感による主なメリットは、
- 音楽基礎を習う際に、早く覚えられる
- 耳コピが早く出来る
- 耳コピした曲をすぐに演奏する事が出来る
などです。
特に楽器演奏においてはチートクラスの能力になります。
しかし意外な弱点もあり、
あまりに自分の中で基準が明確にありすぎて、
ポピュラーミュージックでよく使われる”移動ド法”による演奏では大きく抵抗を感じるなど、
持っているが為に、非常にストレスになる場面もあるそうです。
ちなみに一説には、絶対音感の取得は遅くとも7歳まで、と言われています。
似たような言葉、相対音感とは?
こちらは聞きなれない方もいるかと思いますが、相対音感という言葉もあります。
こちらは、
”ある基準の音を基に、音名を当てる事が出来る”
というものです。
例えば、音名当てゲームの前に「これがドだよ!」と教えてあげると、その後の正解率が上がる、といった人は相対音感の持ち主であると言えます。
相対音感の持ち主は、主に音の距離感の判別に長けており、絶対音感とは違う強みを持っています。
ちなみに、相対音感はトレーニングさえつめば、年齢に関係なく取得に出来るそうです。
どちらが作曲に必要なのか
では実際作曲をするのに
「絶対音感」と「相対音感」
どちらが必要なのか。
結論は、
どちらも無くても作曲は出来ます。
絶対音感が無いから作曲は向いていない、といった事は絶対にありません。
作曲はコピーする事ではなく、作り出す事なので、
絶対音感が、相対音感のどちらかがあったとしてメリットがあるのは、
”リファレンス曲の研究が早くなる”
といった所でしょうか。