melo’n mIx流作曲法#2 「おもいで作曲法」
melo’n mIx流作曲講座、第2弾としまして、今回は自分の作曲法である
「おもいで作曲法」
をご紹介したいと思います。
まず最初に目的地を決める!
曲における目的地はどこでしょう?
自分の中での一つの答えがサビです。
そして一番最初にサビを作ります。
なぜなら
「一番聞いてもらいたい部分がサビだから」
一番聴いてもらいたい部分を最初に作ることで、
曲の方向性、旅の行先を決めてしまう事ができます。
目的地が決まったら、次は道すじを決めよう!
あなたは旅行の目的地が決まったら次は何を決めますか?
多分大体の人が、道すじを決めますよね。(自分の周りにはご飯を決める、という人も多いですが(^^;))
自分の作曲法ではサビを作ったら、次は
イントロからアウトロまでを仮の音色で一気に作ります!
この時点でのポイントは、どんなんなっても良いからとにかく作る事!です。
変なメロディでも良いんです!
ゲームボーイみたいな音でも良いんです!(今の若い世代の人ってゲームボーイ通じるんでしょうか?笑)
とにかく作って形になったら、全体を何度か通して聴いてみてください。
きっとその中で
「もっとこうしたい」
「ここはこのメロディじゃないな」
という改善点見えてきます。
さぁ、旅行に出発!
目的地と道すじが決まったら、さぁ出発です!
先ほど作った道筋にそって目的地まで、曲を完成させていきましょう!
しかしいざ当日になると計画通りに行かないのが旅行ですよね。
その場で急に食べたいものが見つかったり
途中で計画通りを変更する事になったり
道に迷ったら、思わぬ発見をしたり
これを作曲に置き換えると、作っている途中で、
サビの後にソロを入れたくなったり
もっと良い音色を思いついたり
思った通りにDAWが動かなくて失敗したと思ったら、聴いてみると意外と面白い演出になってたり…
といったハプニングが沢山あります。
それも楽しみながらどんどん作って行きましょう!
ここにはどんどん時間を使って下さい!
ただし、最後の落としどころは作っておくのがポイントです。
でないと旅行をしていたつもりが、いつのまにか放浪をしている事になりかねません。
例えば自分でいうと、
時間は気にしないが○日までに作る!
といったルールを決めています。
そして最後に残るのは
さて、旅行が終わったら何が残りますか?
お土産?それとも旅の疲れ?
でも一番大きいのものは、思い出ではないでしょうか?
自分は曲は思い出に似てると思ってます。
その時、自分が考えた事、発見した事、楽しかった事、
それらが、音になって残る、、、そんな風に感じながら作っています。
ある意味、旅行は思い出を作る為にすると言っても過言ではないので、
あながち間違いでもないのではないでしょうか。
まとめ
「おもいで作曲法」はいかがでしたでしょうか?
この作曲法での1番のポイントは、
とにかく行きたい場所を考えて最初に決める事です。
行きたい場所を考えるのって、一番楽しくて一番簡単じゃないですか?
目的地が分かったら、後はどうやってそこにたどり着いてどう帰るか、を考えるだけなんですよね。
皆さんも自分の作曲法で、
作曲という旅をしてみませんか?