作りたい曲への近道、耳コピ
目次
耳コピをする事でのメリット
メロディやコードが体感できる
耳コピをして演奏をする事で、
リズムや、メロディの作りが見えてきます。
耳で聞いたのと案外違ったりすることもあります。
そこで得た体験は、
いわば作曲者の演奏・打ち込みを実体験することになります。
自分の作曲の糧になります。
キーが見えてくる
使う音と使わない音が見えてくる様になります。
例えばピアノの鍵盤であれば、
ドから次のドまで、12個の鍵盤がありますが、
実は、1曲の中では7個しか使われていない事が見えてきます。
イ長調、とかホ短調とか、小学校の時に聞いたことはありませんか?
“キー=調”という作曲の土台となるルールがあり、
そのルールのうち、どの調が適用されているかによって、
使用する音階が変わります。
視覚化できる
例えばDAWを使っていれば打ち込みとして、
楽器であれば、動画として撮る事で、
その演奏の動きが視える様になります。
人の記憶のソースは90%が視覚によるもの
とも言われています。
目に視える形にする事で、
より、曲への理解が深まります。
耳コピをするコツ
曲を聴く時は目を閉じる
これは実は先ほどの裏返しなのですが、
人間の感覚は思ったよりも、視覚から情報を得てしまいます。
なので、一番の情報源である資格をシャットアウトする事で、
音をより深く聴く事が出来る様にします。
一つの楽器に注目する
色んな楽器を漠然と聞いていると、
それぞれの楽器の見せ場で気が逸れてしまいます。
なので、1回の再生で聴くのは一つの楽器だけ、
と決めて再生し、
再生するごとに楽器を変えていく事で、
曲の楽器一つ一つの演奏を理解する事が出来ます。
A-Bリピートがあれば最高
皆さんはA-Bリピートという機能を知っていますか?
ソニーのウォークマンの隠れた代名詞とも言える機能なのですが、
曲の再生途中に自分でAポイントを決め、
次にBポイントを決める事で、
永遠にAとBの間の部分を再生する事が出来ます。
iPhoneでもタノシノなど、
同様の機能を使用できるアプリもあるので、そう言ったものを使うのもありです。
音楽家の中にした事が無い人はいない、
とまでに重要とされる耳コピ、
作曲をしたい!という方は是非挑戦してみてください(^^